短時間の撮影
撮影にかかる時間は、数十秒~2分程度と短時間でできます。
WORKS
非破壊検査 その他の調査・試験
コンクリート内部の鉄筋や電線管などの埋設物を、X線(レントゲン)により探査・解析します。
鉄筋や電線管が密集している場合などは、X線(レントゲン)による探査が有効です。
X線(レントゲン)発生装置からX線(レントゲン)を照射し、壁面などのコンクリート裏側に貼ったフィルムに内部の様子を写し出します。
コンクリート内部の鉄筋・配電間・CD管などの位置確認ができるため、コア穿孔などの斫り工事も安心して行えます。
医療機器のレントゲン検査と原理は全く同じです。
人体をコンクリートに置き換えて考えると、胸部の肋骨や肺がX線(レントゲン)フィルムに写るように、コンクリートでは鉄筋や電線管などの埋設物が写ります。
したがって、レーダ探査のように反射波を解析して埋設物を探し出す方法とは全く原理が異なり、結果が画像として得られることで信頼性に大きな違いがあります。
撮影にかかる時間は、数十秒~2分程度と短時間でできます。
埋設物の種類や数量を簡単に解析できます。
電気配管の用途(弱電・強電系)の推測が容易に判定できます。
探査精度が高いので切断事故を未然に防止します。
コンクリート厚が250mm以上の場合はご相談ください。
当社では、経験豊富な有資格者の探査はもちろん、探査後の施工も可能です。
デジタルX線(レントゲン)探査なら、工期の短縮 と コストダウン にもつながります。
従来のX線(レントゲン)フィルムによる撮影方法は、化学薬品を使用して現像処理をしておりましたが、本システムでは撮影した画像をイメージングプレート専用のスキャン装置で読取り、 画像をPC上のモニタに映し出すものです。そのため環境汚染の元になる廃フィルムや現像液などの廃棄物を一切出ずにX線(レントゲン)探査ができます。
技術員はフィルムバッチなどで被ばく線量を測定し安全管理を行なっていますが、第三者の安全も考慮し、管理区域を6m、立入禁止区域を5mとして撮影を行なっています。
また、フィルム側についても、2.5m以内を立入禁止区域とし、第三者の立ち入りがない様に常に監視人を配置しています。
※労働安全衛生法・電離放射線障害防止規制による。