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非破壊検査業務

業務内容

生活の安心・安全のために、
構造物の非破壊検査が不可欠です。
日常生活の安心と安全を支えるために、建物や橋などの建造物や地中に埋まっている物などの劣化状況を知ることが重要です。地震や災害の多い日本では、これら建造物の耐震性が、地震・災害の備えとして最も重要です。建造物を壊さずに、そこに潜む危険性を探査し診断する「非破壊検査」は、レントゲン探査、電磁波レーダ法探査、電磁誘導法探査などが行われ、これらによる探査作業後に、様々な試験(超音波探傷試験、アンカー引張試験、コンクリート圧縮強度試験、コンクリート中性化試験など)を行い、建造物が現在どのような状態なのかを知ることができます。
これらの結果状態から、最も適した補強・補修工事を的確に提案サポートし、耐震性や建造物の強化を可能にすると同時に、解体せずに長期使用することによる廃棄物の削減で環境への負荷を軽減することができます。
設立以来、当社は、様々な耐震補強や改修に関する業務に携わってきました。豊富な経験と実績から培った非破壊検査技術が、全国の重要な構造物で日々貢献している業務となります。

1日の流れ

現場に向かう

探査の前段取りを前日に行います。まず探査箇所、探査範囲、探査環境等の情報を考慮した探査計画を練ります。次に、探査箇所の図面を基に簡易的な探査図をCADを用いて作成します。探査報告書にどのようなデータが必要か?現場でどう具体的に探査を行うのか?を想像した上で、必要な情報が分かりやすく現場で書き込めるようなレイアウトを意識した探査図にします。続いて、探査に必要な機械、治具、消耗品を機材センターから出庫して準備します。探査機は貴重なので当日朝に社用車に積み込む為、倉庫内で保管しておきます。現場付近の地図、担当者の連絡先も忘れずに控えて、朝に出発

現場入場手続き・朝礼

現場に到着したらまず担当者と連絡を取ります。指定場所に駐車した後、現場事務所で新規入場者教育を受けます。非破壊検査は一日で終わることが多いのです。建設現場での事故の大半は現場に慣れていない、新規に入場して間もない作業員の割合が非常に高いので、非破壊検査員はまさにその対象と言えます。強い自覚と意識をもって、現場の誰よりも安全な作業を心掛けるようにします。その後朝礼に参加し、ラジオ体操、KY活動などを執り行います。また、事前にもらった情報と現場が食い違うこともあるので、探査を行う前に現場担当者との打ち合わせを早い段階で行います。

探査の実作業

機械を操作して探査を行います。探査機に限らないことですが、探査の最中にあやまって落下することの無いよう落下防止の養生をしっかりした上で、特に高所での作業は慎重に行います。また機械は当然ながら水には弱いので、水中に落下させることの無いようにも注意します。また、探査機によるデータだけではなく、探査の状況や探査結果を写真におさめておくこともあります。作業の合間には適度に休憩を取ります。午前作業の合間、昼休憩、午後作業の合間に休憩を取るのが基本ですが、特に夏場は熱中症にならないよう、小まめな水分補給を行います。

帰社・報告書の作成

作業終了後、片付けおよび現場に忘れ物が無いよう確認した後、帰社します。帰社したらまず探査機のデータをPCに取り込み、その後探査機を倉庫に返却します。取り込んだデータを基に、専用ソフトを使って報告書作成の作業に入ります。専用ソフトでまとめたデータをExcelデータで出力し、報告書をまとめます。必要な場合は、CADを使って配筋図などを作成することもあります。現場では確認できなかったものが端末のデータ上では確認できることもあるので、その場合は修正をかけます。報告書が作成できたら再度チェックを行い、その後印刷し書類として担当者へ渡します。

機器の点検・片付け・翌日の段取り

非破壊検査事業部は会社全体の検査機器を管理および整備・準備しています。夕方に翌日の現場内容を確認し、機器の準備をします。翌日持っていく機器の準備と共に、今日使用していた機器の点検・整備も行います。次に使用する際に故障がないかように、入念にチェックします。機器の点検整備および翌日の準備が終わったら退社します。

先輩社員の声

失敗の先に光がある

非破壊検査事業部 川上圭亮

知識および経験が重要な仕事ではありますが、先輩方が自身の失敗談を交えて教えて下さるので、互いに聞きたいことを聞きやすい雰囲気があるのがとても有難いです。機械を使って探査してデータを取ると言っても、実際は思うようなデータはなかなか取り辛かったりします。非破壊検査とはまさにtrial and errorの繰り返しなのですが見えなかったものが少しずつ明らかになっていく様は、お宝探しのようで面白いですよ。

募集要項

仕事内容 建物や橋のコンクリート内部の状態や配管の位置などを調べる調査、コンクリートひび割れの調査などの作業と結果報告書作成などをお願いします。
求める人材 非破壊検査・鉄筋検査などの経験者
エックス線作業主任者有資格者
未経験の方は、当社の研修実施を行っております。技術者を目指したい方、歓迎いたします。
勤務地  ■京都本社
京都市南区上鳥羽金仏町36番地
※マイカー、バイクでの通勤可
■東京支店
埼玉県八潮市新町184番地2
※マイカー、バイクでの通勤可
勤務時間 8:00~18:00(休憩120分) / 9:00~18:00(休憩60分) ※実働8時間
給与 月給30~45万円(試用期間有り)
経験・能力・資格等を考慮の上決定します
諸手当 資格手当、役職手当、車両運転手当 他
休日 完全週休2日制(土日祝日)
その他:GW、夏季、年末年始、会社カレンダーによる(125日)、計画有給休暇含む
福利厚生 各種保険、昇給、賞与、退職金共済、従業員共済会、寮社宅(一部負担有)、制服貸与、社用車貸与、社用携帯端末貸与、会員リゾート施設利用可など
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