現場施工管理者

これから始まる工事現場に挨拶や担当中の現場に、工程の打合せや施工方法の打合せ、スムーズに作業を進めるために意見交換や提案などを行います。
施工される方がより安全に作業ができるように。また他の会社の施工状況や予定も確認します。

現場での一日の作業はまず朝礼から始まります。
当日の現場全体の注意事項や他業者作業の確認をし、その日全体の流れを把握し、より安全に事故のリスクを低減させます。工事現場では、日々危険な場所が変わる場合があります。施工管理者は、その日一日が安全に終われるよう、様々な伝達を行います。

人間は誰でも『ウッカリ』したり、『ボンヤリ』したりとします。また、これくらいは大丈夫と近道や省力したりもします。このような人間の行動特性が誤った動作などの不安全行動をもたらし、事故・災害の原因となります。これらは通常の慣れた業務で起こりがちです。事故や災害を防止するには、業務を始める前にKY活動として、『どんな危険が潜んでいるか』を現場で話し合い危険な場所等の確認を行います。またその対策を皆で決め、行動目標や指差し呼称を行い、一人一人が安全を先取りして業務を進めます。

現場で実際の作業箇所でのKY活動による指示、作業についての留意点の伝達などを行います。施工員からの施工相談や次の作業における相談など、工事中にも打合せを行い、現場監督や他の業者との調整も行います。その内容を施工員に返答や指示を適時行いながら、安全により良い工事ができるように調整役も仕事の一つとなります。

その日の担当現場における作業の出来高（作業進捗状況）の入力、現場工事進捗状況写真の整理、翌日や週毎の工程（工事予定）の検討や現場に必要な材料の発注業務、追加工事の見積書作成などを行います。
また新規現場の図面の拾い出し等の業務を行う事もあります。
(通常の勤務時間内でできるように、現場でできることは現場で行い、残業はしないよう各自で調整を図っています)
翌日以降の段取りや打合せを電話などで行う事もありますが、早め早めの準備を日中に行いますので、事務業務が終わったら、翌日や家族の為に早目に帰社します。