コンシステンシー試験(Jロート試験)

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グラウト工事の施工現場において品質管理で重要なことは、無収縮モルタルの流動性能と強度です。 一袋当たりの水量を当日の気温や水温に合わせて決定します。この時、品質確保のためにJロート試験を行い流下時間を測定します。

施工例

  • 現場で収取したサンプル

    現場で収取したサンプル

  • 圧縮強度試験機

    圧縮強度試験機

  • 供試体の曲げ強度試験

    供試体の曲げ強度試験

特長

  • 誰でも簡単に現場にて流下時間試験が可能
  • 測定者の計測終了判断の齟齬や時計操作のズレなど、人の影響を受けやすい試験

用途

  • コンクリートやモルタルの流動性を測定

試験方法

架台に鉛直に設置し、指で流出口を押さえ、練り上がったモルタルをロート内に注ぎ、流出口から適量を流下させます。連続して流下しているモルタルが初めて途切れるまでの時間を計測します。試験は連続して3回行います。

  • 水温測定<

    水温測定

  • >モルタルの混練

    モルタルの混練

  • 指で流出口を押さえモルタルを注入

    指で流出口を押さえモルタルを注入

  • >流下時間の測定

    流下時間の測定

測定基準

試験は連続して3回行い、流下時間は8±2秒とし、結果は3回の平均値とします。

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