モルタルやコンクリート床・壁・天井などの浮きや亀裂部分に樹脂注入をして補修したり、アンカー筋を固定させるために注入して定着・固着させます。また鋼板接着や鋼製ブラケットと既存コンクリート構造物との隙間に樹脂注入をして定着・固着させ一体化を図る工法です。
施工例
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アンカーピンニング工法(アンカーピン固定工法)
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低圧注入工法(シリンダー工法)
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充填工法(Uカット+シール充填)
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樹脂注入によるアンカーボルト定着
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鋼製ブラケット裏込めの目止め・シール
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樹脂抜取り試験器への樹脂注入
特長
- ひび割れにエポキシ樹脂を注入し、防水性・耐久性を向上
- 使用材料次第では躯体の一体化も可能
- コンクリート構造物全般に発生したひび割れの補修に最適
- 金属アンカーなどと比べ固着力が強く長期に渡り強度保持
- 鋼板接着では既存のスラブとエポキシ樹脂が一体となって抵抗力が向上
用途
- コンクリート躯体から浮いているタイルの補修
- コンクリート構造物の補強
- コンクリート構造物のひび割れ・剥落防止対策
対象物
- 建物の外壁タイルの補修
- コンクリート構造物全般に発生したひび割れの補修
- アンカーボルト定着
- 鋼板接着などの橋脚補修工事
- その他コンクリート構造物の補強工事
自動式注入工法
ひび割れ幅が0.2~5.0mm程度のひび割れにゴム圧やバネ圧を利用して自動でエポキシ樹脂を注入します。低速で自動注入することができ、注入管理がし易いです。
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自動注入工法
電動式・機械式注入工法
ひび割れ幅が0.25mm以下の小さいひび割れに自動混合注入機を用いて注入します。機械式なので1箇所あたりの注入量の確認がしにくいです。