太陽光発電工事
太陽光発電システムを設置する際には、設置工事・電気工事が必要となります。設置環境によって工事方法は異なりますが、基本的な工事として、杭基礎工事、モジュールの設置・配線、パワーコンディショナーの取付けなどが挙げられます。太陽光発電システムは何段階もの過程を経て成立ち、それぞれ重要な役割をもっています。
設置環境
施工例
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地盤調査
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遊休地での杭施工
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遊休地での架台設置
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遊休地での架台組立て
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遊休地でのパネル設営
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農地での重機を使った杭施工
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農地での架台取付け
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農地での架台設置
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モジュールの取付け
太陽光発電工事の流れ
弊社では、太陽光発電システム設置場所の地盤調査から杭工事、地耐力試験、架台設置、モジュール取付けまで 一貫した工事を承っております。
地盤調査ー地盤の許容応力度を算出
地盤のSWS試験(スウェーデン式サウンディング試験)をもとに周面摩擦力や先端支持力などを計算で求め、地盤の許容応力度を算出します。
また、算出された『地盤の許容応力度』が太陽光ソーラーパネル架台の構造解析後の『基礎反力値』を上回っていることを確認します。
地盤強度(換算N値)の確認
地盤の試験状況
杭工事-主な杭基礎工法の比較
近年の異常気象により、台風や竜巻の影響で杭基礎や太陽光発電パネルが吹き飛ばされる事故が発生しています。万が一の事故を防ぐために、地質や地盤特性を考慮した適切な杭基礎を選択する必要があります。
ダイレクトアース工法(ディー・アーススクリュー)
重機が使えない25°傾斜地では、専用100v電動打込機(ディー・アースドライバー)を用いて施工可能です。 専用100v打込機は、正転・逆転の操作が可能で、杭を引抜く場合でも施工が簡単です。
杭頭部
バックホーによる施工
専用100v打込機による施工
動画
ラミング工法(弊社オリジナル工法)
アルミ架台の日軽金様とのコラボレーションから誕生した基礎杭と架台システムです。ハット型のラミング杭は、架台支柱を兼ねることから架台のコスト削減を実現します。但し、ラミング工法は打込式のため、岩盤や礫を含んだ地盤には適していません。
杭と架台の取合部
バックホーによる施工
ラミング杭圧縮試験
鉄筋杭工法(弊社オリジナル工法)
岩盤に架台を設置する場合にコスト削減を図れる特殊工法です。重機が使えない25°以上の傾斜地でも下穴削孔ができれば、施工可能です。但し、岩盤が必須条件となります。
鉄筋杭
鉄筋杭設置
ハンマードリル下穴削孔
ダイレクトスラブ工法(あと基礎アンカー)
建物の構造体である屋根スラブに直接アンカーを固定する工法で、各種防水工法や屋根構造の施工に最適です。
陸屋根の基礎工事(防水工法)
多雪地域での基礎工事
屋上空調室外機の基礎工事
杭の地耐力試験
杭基礎の引張強度は、地盤によって異なります。十分な引張強度が確保されていれば、台風や竜巻が発生した場合でも、杭基礎ごと持ち上げられる事故を防ぐことができます。地盤が柔らかく、強度の確保が困難であれば「杭基礎の埋込み長を伸ばす」「杭基礎の本数を増やす」などの対策が必要となります。
荷重と変位をリアルタイムで測定できるフィールド用の試験機
引張試験(FT)
圧縮試験(FC)
水平載荷試験(FL)
特長
- 杭基礎の施工現場で簡単に試験が行える小型試験機
- 最大50kNまで測定可能(水平載荷試験は20kN)
- 重機などの重量物を搬入できない場合でも反力用の杭を施工して圧縮試験が可能
- 備え付けの液晶画面で荷・重・変位量をその場で確認可能
- データはデジタルで計測・保存でき、専用ソフトでグラフ作成が可能
- 密閉式油圧ポンプの採用により油漏れ防止
- 杭頭にあわせて別途アタッチメントを用意することで、様々な杭の試験が可能