低コスト・短時間しかも安全な外壁調査
非接触の外壁調査なので足場設置が不要ですので住人の方々のプライバシーの侵害も避けられます。
また、調査は(写真撮影)ですので、広い面積でも短時間で調査が完了し、騒音などが発生しません。
外壁修繕補修工事 外壁劣化調査
外壁赤外線調査
表面温度の違いを赤外線サーモグラフィで測定し、浮き箇所および欠陥部の状態を診断します。
調査の詳細
太陽が昇り太陽光が射し気温が上昇すると、コンクリート構造物が暖められていきます。
外壁のタイルなどの仕上げ面と、躯体との間に欠陥部(隙間)があれば、空気層が断熱材の役目を果たし外壁から躯体に熱が伝わらなくなり、欠陥部だけ健全部と比べて温度が高くなります。その温度差を赤外線サーモグラフィでとらえる事で欠陥を調査する事ができます。
調査事例
特長
客観性の高い診断
診断結果は熱画像を直接可視化した形態を記録・解析をしますので、より客観性の高い診断ができます。
調査手順
調査方法および使用機材・熱画像解析・診断の方法は「特殊建築物など定期調査における外壁の劣化損傷状況の赤外線調査ガイドライン」を基準としています。赤外線サーモグラフィを用いて対象建物の外壁を観察し、外装タイルの浮き・剥離による変温部の熱画像を記録します。また、浮き・剥離部についてひび割れの有無を目視にて確認します。
同一方角の面では以下④～⑥の手順を、異なる方角の面では以下②～⑥の手順を繰り返し、適用範囲の全面を調査します。
- 撮影距離・使用レンズ・視野・撮影角度（上下・水平）を考慮し設営します。
1設営位置の確認
- 外壁面温度を計測し記録します。
2外壁面温度の計測
- 壁面温度変化の確認や天候・風速などを確認します。
3撮影温度環境の確認
- 撮影位置周辺の安全確保と確認をし、赤外線サーモグラフィによる調査範囲を観測します。
4赤外線サーモグラフィ撮影調査範囲の観測
- 熱画像、可視画像の撮影と記録を行い、壁面のひび割れの有無を目視確認します。
5変温部の記録
- 次の撮影位置へ移動し、続けて調査を続行します。