コンクリート舗装補修工法

  1. トップ
  2. 施工案内
  3. 構造物の診断・補強・補修
  4. 【土木】橋梁の補修(維持管理)
  5. コンクリート舗装補修工法

コンクリート舗装の補修やアスファルトの補修に最適な補修工法です。それぞれの状態に応じた最適な補修工法を採用しています。

コンクリート舗装補修工法(ニンジャシール工法)

コンクリート舗装に発生した目地部の角欠け・ひび割れ・沈下による段差・水の侵入などの補修に適用できる2液混合常温硬化型ポリウレア樹脂を使用した補修工法です。伸び率300%というしなやかな特性で衝撃を吸収するため、既設舗装を傷めません。また、万が一飛散しても大きな事故につながる可能性は極めて低く、重機が不要で少ない人員で施工ができ、早急な交通規制解除が可能です。

imag01.jpg

施工例

  • imag02.jpg

    施工場所周辺にVカットの切込み

  • imag03.jpg

    表面の清掃後養生テープを貼付

  • imag04.jpg

    表面にプライマーを塗布

  • imag05.jpg

    ひび割れ部に樹脂を流込み、コテで素早く敷き均す

  • imag06.jpg

    砂を巻き養生テープを除去

  • imag07.jpg

    砂塗布後、1時間程度で完成

特長

  • 作業開始から終了まで2~3時間程度なので大幅な時間短縮を実現
  • 角欠け補修に加え、ひび割れ充填や面的塗布補修が可能
  • 火気を使用しないため、火災や火傷などによるリスクを軽減
  • ソフトでしなやかな特性のポリウレア樹脂により、衝撃を吸収するため既設舗装の損傷を軽減
  • 万が一ちぎれて飛散しても大きな事故につながる可能性は極めて低い

imag09.jpg

用途

  • コンクリート舗装のひび割れ補修
  • コンクリート目地の欠損補修
  • コンクリート舗装の沈下補修
  • コンクリート舗装の段差・角欠け補修
  • 伸縮装置部漏水補修

特性

imag08.jpg

試験項目 測定条件 結果
伸び率 JIS A 6021 338%
引張強度 JIS A 6021 10.5 N/mm²
ラベリング試験 舗装試験法便覧 B 002(サイドチェー ン) 0.35cm²
ラベリング試験 舗装試験法便覧 B 002(クロスチェー ン) 0.67cm²
ホイー ルトラッキング試験 舗装試験法便覧B 003 63,000回/mm
すべり抵抗試験 舗装試験法便覧 S021-1 BPN(20)=65

imag10a.jpg



imag10b.jpg



imag10c.jpg

※試験結果は測定値であり、保証値ではありません。製造メーカーでの測定値になります。




※注意事項

構造的な破損・周囲にひび割れ・水の影響がある場所での施工は、剥離の可能性があります。 外気温が30度を超える場合、可使時間が非常に短くなるため撹拌後速やかに使用してください。





アスファルト乳化剤型舗装補修工法(ニンジャコート工法)

ニンジャコート工法は、2液混合型ゴムアスファルト乳剤タイプの簡易迅速工業用充填材を使用した工法になります。コンクリート舗装やアスファルト舗装に生じるひび割れ注入に適しており、低粘土のため排水性舗装の下面基層ひび割れへの浸透に有効です。

imag11.jpg

特長

  • 排水性アスファルト舗装のポンピング現象を抑制
  • アスファルト舗装体の延命処置に効果を発揮
  • 追従性が良好で低粘度のため排水性舗装などへの浸透性が高い
  • 硬化物は弾性があり、ひび割れの動きに追従
  • 乳剤タイプで湿潤面への接着性も良好
  • ひび割れ幅 に合わせて簡単に注入・吐出が可能
  • 火気を使用しない常温施工タイプで、安全な施工ができ、加熱による煙の発生もなく環境にもやさしい

用途

  • アスファルト舗装・排水性舗装のひび割れ、クラックを解決!
  • 排水性舗装のポンピング現象対策
  • コンクリート舗装やアスファルト舗装のひび割れ補修
  • アスファルト舗装の亀甲クラック箇所からの骨材飛散防止

経過状況

imag1213.jpg


試験項目 単 位 規格値
硬化前 粘 度 mPa・s 90±50
可使時間 min 10以上
硬化時間 n 1以内
硬化後 流 動 mm 5以下
円錐針入度 1/10mm 60以下
接着強度 アスコン N/mm² 0.05以上
コンクリート
製造メーカーでの社内規格値です。

関連リンク