劣化部を斫り取り、補修材をコテ塗りで仕上げる左官工法や欠損部周辺に型枠を設置してグラウト材を注入し固着するグラウト工法など断面を修復する欠損・剥離補修工法です。加えて、塗料を塗替えたり、タイルを張替えて補修する工法もご案内しています。
左官工法
劣化部を斫り取り、補修材をコテ塗り左官仕上げにて断面を修復する工法です。
施工例
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欠損部分の形状を整えて補修材にて補修
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補修材を外壁にコテ塗りにて修復
特長
- 補修する範囲が小さい場合には左官工法が簡単
- 適切な断面修復材にて修復し圧縮強度・曲げ強度を向上
- アルカリ骨材反応で劣化したコンクリートには、アルカリ骨材反応制御型モルタルを使用して一体化を促進
用途
- モルタル外壁やコンクリート外壁
- タイル除去後の修復など
グラウト工法
劣化部を斫り取り、その周囲に型枠を設置してグラウト材を注入することで断面を修復する工法です。
施工例
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欠損補修のために型枠を設置
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型枠内にグラウト材を注入
特長
- 流動性が優れており、空隙のない完全な補修が可能
- 空隙の発生を招くブリーディング現象がなく、適度の膨張性と長期に安定した無収縮により、沈下・収縮を防ぎ構造物との付着性が高い
- 若材齢より高い強度を有し、長期強度の発現性に優れ、打設後1日~3日で実用強度を取得
用途
- 外壁やコンクリート構造物の欠損部分や剥離の補修
塗替・張替工法
劣化部を斫り取り、塗装塗替え・タイル張替え補修する工法です。
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タイル浮き部のタイルを撤去し張替
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元塗装を除去して新たに塗替
特長
- 塗替や張替えで新しい外壁になるので、長寿命化が図れ美観も再生
- 不要のタイルを交換する時に下地のメンテナンスも可能
用途
- コンクリート壁面・モルタル壁面
- 外壁タイル
- 外壁サイディングなど