鋼板接着工法

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アンカー筋で固定した補強鋼板とコンクリート構造物との間隙に樹脂を注入して固着させ耐力や剛性を増強させる工法です。橋脚巻立て補強や床版補強に広く用いられ、床版や桁などにおける補修・補強工法の中では鋼材を接着させて耐力を上げるエ法の採用が増えています。

橋脚での鋼板接着工法の使用例

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施工例

  • 柱補強部柱への鋼板設置微調整

    柱補強部への鋼板設置微調整

  • 柱補強部の鋼板設置

    柱補強部の鋼板設置

  • 梁貫通孔補強?法

    梁補強部の貫通孔

特長

  • 橋梁下面での作業のため、橋上の交通に影響がなし
  • 活荷重や増加死荷重に対して、既存のスラブと一体となって抵抗力向上
  • 注入した樹脂はひび割れにも侵入し既存スラブの耐久性をも向上
  • 補強後の死荷重の増加が小さく、橋桁への影響が少ない
  • 分割してスラブに取付けし橋軸方向の連続性を確保

柱の補強と梁の補強

スラブの補強

貫通孔の補強

用途

  • コンクリート造の橋脚の補強
  • 床版下面の補強
  • コンクリート建築物の柱や梁の補強

対象物

  • 塩害などで傷んだ床版や桁部
  • 高速道路の高欄壁の補強
  • 建設物の床面補強

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